【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、映画「ショーシャンクの空に」の感想を書きます。ネタバレありますが、よろしければお付き合いください。宜しくお願い致します。
【あらすじ】
優秀な銀行員アンディは妻殺しの罪を着せられ、ショーシャンク刑務所に投獄された。刑務所内でアンディは囚人たちとどう関わっていくのか。
【名作映画】
久しぶりに観て泣きました。改めて素晴らしい映画だぁと思いました。
賢いアンディが刑務所の中で活躍して状況を少しでも明るくしていこうとする展開に心躍りますね。
そして、最後の大脱走劇によって手に入る「自由」の素晴らしさを映画を通して体験できました。また、作中に起こる様々な出来事には本当に色々も考えさせられます。
【ブルックスここにありき】
投獄された当初は早く出ていきたいと誰もが願う。しかし、何十年もの間、刑務所に箱詰めにされると、塀の外へ出ていくのが怖くなる。住めば都、劣悪な環境であっても住み続けることでそこでの暮らしに慣れてしまうものなのかもしれない。たとえ、そこが人権も無視されるような刑務所であったとしても……。その感覚って怖いなーと思いました。
辛いところにいたとしても、そこからよりよいところへ移り住みにいくのも精神力がいるのでしょう。
【モーガン・フリーマン迫真の演技】
調達屋レッド役のモーガン・フリーマンの演技が素晴らしいですね。仕草や表情から刑務所慣れしていく雰囲気が感じ取れます。物語終盤の面接では、もう刑務所の中でも外でもどっちでもいいという境地に達してしまいます。そのシーンがとても印象的でした。親友アンディを観察者として、接したり話したりする演技も味や渋みがあっていいですね。
【鬼才アンディ】
「ショーシャンクの空に」の展開を盛り上げるにはアンディの活躍が必須です。
刑務所内で交渉によりビールを手に入れたり、図書室を増設したり、税理士として働いたりして物語を面白くしてくれます。なにより、伏線回収しながらの最後の大脱走は盛り上がりますね。
そんなアンディも反省します。実際に手を下したわけではないけど、自分の言動が妻を死に追いやったと悔やみます。刑務所に20年も入れられる罪は犯してないけど、アンディが自分を振り返り反省するシーンも考えさせられますね。
人は皆、時折にでも自分の行動を振り返ってみて反省する必要があるのかもしれません。
【まとめ】
ショーシャンク刑務所を出たアンディとレッドの清々しい顔を見ていると、「自由であること」の素晴らしさを痛烈に感じます。実際は、自由であることを楽しむのもそれなりに難しいのかもしれないけど、それでも「自由」はいいなと思える映画です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。