【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、小説「デルトラクエストⅡ-Ⅰ秘密の海」の感想を書きます。ネタバレありますが、よろしければお付き合いください。宜しくお願い致します。
【あらすじ】
デルトラのベルトに、はめ込む宝石をすべて集めたリーフ、ジャスミン、バルダ。彼らの旅は、デルトラ王国を乗っ取った影の大王を退けた。デルトラ王国に再び平穏が訪れた。
そのはずだった。
しかし、影の大王の脅威は未だ衰えていなかった。影の大王はデルトラ王国から影の王国へと逃げ帰ったものの、虎視眈々とデルトラを乗っ取ろうと企てている。
デルトラ国王リーフは何度も暗殺されかけ、デルの国民は影の王国へと知らず知らずのうちに連れ去られている。
影の大王を完全に打ち破ることはできるのか。
【デルトラシリーズ第二部】
デルトラ王国を旅したリーフ、ジャスミン、バルダが再び旅へ出ます。
この三人は性格もバラバラなんだけど、とてもバランスのとれた小気味よい旅をしてくれます。彼らの旅を追いかけるのは面白いです。
今回は、その昔、影の大王を退けた不思議な魔力を持つピラの笛を探すために地下世界へと潜り込むことになります。ボスを倒すために魔力のあるアイテムを地下世界へ探しに行くなんて子ども心をくすぐってくれます。
そこで出会う種族にもワクワクします。そんな第二部です。
「ドランは、この世界のことをヒミツにしておきたかったのよ。彼は、ゴブリン鬼を守ろうとしたのよ一私たち人間から」
(「デルトラクエストⅡ-Ⅰ秘密の海」より)
【デルトラ年鑑】
歴史書というのは、過去の学びを教えてくれる素晴らしいアイテムです。闇に葬られかけていた歴史書がキーアイテムというのも胸熱の展開でした。デルトラ年鑑という歴史書を巡ることで、新事実が発覚していく展開が個人的には凄く好きです。
【ダークというボス】
デルトラシリーズには、毎回、ボス的存在が出てきます。
今回は、ダークという暗闇に潜みそびえる得体のしれないタコのような巨大な水生生物です。
こちらの戦闘シーンも読み応えがありました。
【まとめ】
「デルトラクエストⅡ-Ⅰ秘密の海」の感想でした
「ぼくはたしかに国王だ。でもその前に、ぼくはぼくなんだ。自分でするべきことは、するべきなんだよ」
(「デルトラクエストⅡ-Ⅰ秘密の海」より)