【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、子育ての話題ということで、「子どもを怒鳴ること」について考えます。宜しくお願いします。
【怒鳴ると手っ取り早く言うことをきかせれる】
怒鳴ると、子どもは萎縮して言うことをきいてくれます。手っ取り早く言うことをきかせたいだけなら怒鳴るのが凄く有効な手段だと思います。
しかし、怒鳴って言うことをきかせるのは短期的にはいいかもしれないけど、長期的に子どもと良い関係性を構築するという観点からはよくないと僕は考えます。
怒鳴るという行為は、親が子どもとのコミュニケーションを放棄して力づくで言うことをきかせるということになるかと考えます。それは、親子の関係性だけでなく、人とのコミュニケーション全般に言えることと思います。怒鳴るという行為は、人と良い関係性を築こうと考えるなら良くないことであると僕は思います。
ただ、例外を挙げるとするなら、子どもがふざけて車道へ飛び出そうとしたときや友達を叩こうとしたときなど、可及的速やかに言うことをきかせないといけない場合は、使った方がいい場合もあるかもしれないです。
【対話をもってしてコミュニケーションを取る】
時間が許すなら根気よく子どもと対話して色んなことを教えていかないとならないと感じます。
例えば、ご飯を残したとき、食べることは自分の体を作ることだったり、動物の命を貰ってることだったり、農家の人の苦労だったりを伝えてあげたい。
出掛ける前にぐずったら、怒鳴って連れてくのではなくて、約束した人に迷惑かかることや皆が困るってことを伝えてあげたい。
習い事を嫌がるなら、怒鳴って連れてくのではなくて、自分が成長することは喜ばしいことということや決めたことを続ける大切さなどを伝えてあげたい。
姉妹が喧嘩したなら、怒鳴って仲裁するのではなくて、話し合いを設けて反省点を考えるようにとりもちたい。
怒鳴れば一瞬だけど、話し合う。忙しい子育てにおいて忘れがちになってしまうけど、大切なことであると僕は考えます。
【怒鳴るではなくて静かに怒る】
子どもが凄くいけないことをした場合、その事の重大さを伝えたいときでも怒鳴るのは良くないと思います。
そんなときは、親として真剣さを全身全霊で醸し出して静かに伝える凄味を持ちたいものです。
【普段のコミュニケーションから気をつけよう】
怒鳴るのではなくて、対話で色んなことを伝えていきたいなら普段からのコミュニケーションが大切だと考えます。
普段から子どもの話をちゃんと聞いたり、言いたいことを言い合ったりと、伝えたいことをちゃんときいてもらえるような関係性を作っていくことが必要であると考えます。
難しいのですが甘やかすだけの関係性にならず、対等な存在として接していければと思います。親だって間違ったことをしたら謝らないといけないし、親としてちゃんしている背中もみせていきたいなとも思います。
尊敬してもらえる様な存在になれれば、子どもは親の言うことをきいてくれるのではないでしょうか。
なかなか難しいことではありますが。
【まとめ】
やっぱり、どんなときも基本的には怒鳴るのは良くないという話でした。怒鳴った方も怒鳴られた方もどちらも傷ついて関係性の修復に時間がかかってしまうし、もしかすると一生の傷になるかもしれないです。
感情的になってしまったら、それを認め、子どもに謝ることができれば、それで良いのです。子どもは、そんな親の姿から大切なことを学ぶに違いありません。
(「子どもが育つ魔法の言葉」より)