【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、映画「竜とそばかすの姫」の感想を書きます。ネタバレありますが、よろしければお付き合いください。宜しくお願いします。
【あらすじ】
高知の田舎に住んでる少女すずの物語。すずは幼い頃に母を亡くしたショックで人前で歌えなくなってしまった。すずは歌えない自分を変えたくてインターネットの仮想空間「U」にもう一人の自分「ベル」を作り出して歌を歌い始めた。すずの歌は人々の心に響き、ベルは仮想空間Uで一躍有名人になるのであった。
【現代版ジブリ】
細田守監督の伝家の宝刀「仮想空間」を扱った映画です。
現代のインターネットでよく起こり得る事象に共感できました。ネット空間をもう一つの居場所にしている人、ネット上で無法者を取り締まる警察のようなことをする人、ネットに自分の本当の姿をさらけ出す人、ネットの中に何かの救いを求めてさまよう人、匿名の誰かをネット上にさらして楽しもうとする人、黙って見守る人など仮想空間には色んな関わり方がありますよね。
皆、ネット上にそれぞれの関わり方があって、それを現実では秘密にしているものなのかもしれませんね。
【インターネットの無限の可能性】
映画を観てて改めてインターネットを無限の可能性を感じました。
一昔前であれば夢を叶えるには一大決心をして、親の反対を押し切り、身一つで上京して大博打を打たなければなりませんでした。しかし、今では片田舎にいたとしてもインターネットを通して挑戦できるし、成功の可能性もあります。
参入障壁がなくなり、戦いは熾烈になるけど、誰にでもチャンスのある時代というのはいいなと僕は思います。
【派手なバトルと甘酸っぱい恋愛】
バーチャル世界である仮想空間で歌ったり、戦ったりしつつ、田舎の自然豊かな場所で甘酸っぱい恋愛をしているギャップが「サマーウォーズ」みたいでいいなと思いました。こういう対比、僕は好きですね。
【まとめ】
田舎の地味で内気な主人公の設定も個人的には好きでしたね。応援したくなります。また、歌が題材になっているだけあって、劇中歌が印象的でした。またじっくり聴いてみようと思います。
以上、「竜とそばかすの姫」の感想でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。