【前置き】
どうも、虫虎です。子どもと言えば、天真爛漫で自由気ままですよね。今回は「そんな子どもたちに言うことを聞いてもらう方法」について考えました。僕なり考えで参考にならないですが、宜しくお願いします。
【子どもを怒るのが苦手】
僕は子どもを叱るのが苦手です。叱るという行為を行うとなんか自分の気分が悪くなってしまいます。負の感情が作られるような気がするんです。
しかし、時々子どもが思うように行動してくれなくて、苛々してしまい、感情的に怒ってしまうこともあります。そんな時は、後で大抵自己嫌悪に陥ってしまいます。
「子ども達、恐がらせてしまったな」とか「もっと冷静に躾できれば良かったな」とか「感情的でよくなかったな」と後悔の念に駆られてしまいます。
確かに子どもに対して厳しく叱るという行為は、教育上必要不可欠なことであるとは思います。しかし、僕の心持ちとしては叱るという行為をしたくないなーというのがあります。
少々のことでは叱らなくて、大事なことだけ叱るっていうのが理想かなと思っています。
例えば、人に暴力を振るったとか、交通ルールを守らずに危険な行動をしたとか、故意に人が大事にしているものを壊したとか、本当に僕が「それはアカン」と思うことに対して学んで欲しいと思います。
難しいことかもしれないけど、怒るならばそういう時に冷静に怒りたいと思います。
育児において僕の考えが正解だとは思わないけど、僕は基本的には怒らないスタンスでいきたいですね。
【問題発生】
そういう風にしていると、問題が生じてくるかと思います。
それは子どもが言うことを聞いてくれないのです。
優しすぎるから、父親としての威厳が全くといって言い程ないのだ。
ご飯を残したり、お風呂に呼んでもはいらなかったり、お菓子ばかり欲しがったり、ぐずぐす着替えなかったり、玩具を片付けなかったりするわけですね。
そんな子どもが言うことを聞かない時に言うことを聞かせる方法を考えてみました。
【壊れた機械になる】
自分が壊れた音声機器になり、一定調子で同じことを言い続ける手法です。例えば、お風呂に入って欲しい時に子どもが言うことを聞かない場合に、「お風呂に入りなさい×10」と子どもに言い続ける。何度も根気よく言い続けていくと、子どもの意識の中に言葉がねじ込まれていく。そして、行動に移し出すという仕組みです。なんとなしにそうしなければいけないんだなと思うように仕向ける感じです。
それと、同じことを言われ続けるのが、鬱陶しくなっていうことを渋々きくという効果もあります。粘って勝ち取る手法ですね。
【ご褒美を提示する】
これをやったらこれしていいよとか、これをやったらこれあげるよとか、見返りを提示することで言うことをきかせる手法です。
例えば、勉強したらゲームしていいよとか、ご飯完食したらお菓子食べたいいよとか、お手伝いしてくれたらYouTube見ていいよとか、ギブ・アンド・テイクの公式を提示することで言うことをきかせる手法です。
そうすることで、子どもの成長に良くはないかもしれない娯楽もご褒美の為に頑張るモチベーションとしての少し良い側面を作ることができると思います。ゲームが勉強のモチベーションを上げてくれます。
【鬼から電話】
1才~2才位の子どもに効果を発揮するアプリです。うちの子どもには絶大な効果を発揮しました。このアプリ作った方は神なのかな。
「鬼から電話」とは、簡単に説明すると自分のスマホに鬼とか妖怪に電話をかけさせることのできるアプリです。
タイマーの設定を入れてから好きな鬼をタップすると、30秒後とかに電話がかかってくる仕様です。
子どもが言うことを聞いてくれない時に子どもの側にこっそりとスマホを置いて、数秒後に鬼から電話がかかってくる。
そうなると、子ども達は驚き恐れ出す。
そこで、僕が説明をいれる。
「お片付けしないからかかってきたんじゃないか」とか「もう寝る時間なのに遊んでるからじゃないかと」と。
そうかもしれないと子ども達は納得して言うことを聞くようになりました。
自分が注意して言うことを聞いてもらうというのが一番良いのは重々承知しているのだけれども、威厳のない優しい父親なので、情けない話ですがアプリの力に頼っていました。「鬼から電話」ありがとうございました。
言うことを聞かない子どもを注意するのに四苦八苦して疲れた時とか、時間に余裕がなくてすぐに動いてもらいたい時とかには凄く重宝するアプリだと思いますね。
【まとめ】
以上、子どもに言うことをきかせる方法をまとめてみました。我ながら特殊な手法ばかりだなーって思ってしまいました。
育児に完璧なる正解はないので、自分が思うやり方で取り組んでみてもいいのではないでしょうかと弁明して終わりにします。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
一喝したら済むではないか、と考える人もいるでしょう。しかし、その方法はあまりに副作用が大きいのです。たしかに手間ひまがかかりますがあえて言葉を尽くして話し合っていくことをアドラー心理学は提案しているのです
(「アドラー心理学入門」より)