【前置き】
どうも、虫虎です。今回は公的な場と私的な場の自分について考えてみます。宜しくお願いします。
【公私混同】
よく公私混同しないようにと言われることがあるかと思います。
公的な場では礼儀正しく慎ましい行動が求められる。所謂、職場や外出先などの場のことであります。
私的な場では自分が好き勝手できる空間と時間ということで好きにしていい。所謂、自分の家の中では寛いでいいよと言うことです。
公的な場で周りのことを気にかけながら緊張感を持って過ごして、私的な場でその公的な場での疲労を癒すという循環を大半の人が持っていると僕は思います。
公私混同をしないようにというのは、私的な場のリラックスした自分を公的な場に持ち込むと他人に迷惑がかかる可能性があるからであります。
【公的場と私的場のギャップ】
公的な場ではしっかりと振る舞う。私的な場でのんびりとする。
確かにそのバランスを上手く保つことで精神衛生上上手く生活できると思います。
けど、そのギャップが大きすぎるのはストレスになると僕は考えます。又は、ストレスがかかりやすくなると思います。
例えば、公の場では紳士淑女的に振る舞っているけど、家に帰るとその反動で家族に暴言や暴力を振るうようであれば、公の場でストレスがかかりすぎている、又はギャップにストレスが知らず知らずの内にかかっていると思います。
反対に、公の場では厳しく強面の人物として振る舞っているけど、家に帰るとパートナーに対して甘えん坊になる人も、その公私のギャップにストレスがかかっているのではないでしょうか。それが、更なる暴力や甘えに繋がっていく負のスパイラルに陥っているのではないでしょうか。
公私混同は良くないけど、公私のギャップがありすぎるのもストレスであるのかなと僕は思います。
【公私の自分を近づける】
そこで今回僕が思い付いたことは、「公私の自分をなるべく同じようにすることでストレスは減る」のではないかということです。
公的な自分を私的な自分に近づけ過ぎると自己中心的になってしまい人に迷惑をかけるかもしれないから、見極めが必要ではあるけれども、公の場でも少しだけでも自分の素を出せれば気持ちは楽かもしれないです。
それと反対に私的な空間の自分を公的な自分に近づけるように律していって、生活習慣や食生活を整えたり、勉強や運動などをすることでなりたい自分に近づいていったり、健康的になることで逆にストレスがかからないようにすることもできるのではないかと僕は考えました。
公的な場で少し自分を出してみて、私的な自分に近づける。
私的な場で公の自分を使って真面目で健康的な生活を送る。
公私の自分を近づけることでストレスを軽減できるのではないかと僕は考えます。
【まとめ】
ストレスが少なそうに見える人って公私のギャップが少ないような気が僕はします。
だから、公私のギャップを少なくするように努めてみてはどうでしょうか。
われわれは「他者の期待を満たすために生きているのではない」
(「嫌われる勇気」より)