ランニング好きライトゲーマー虫虎(小説家志望)の日記

ゲーム、ランニング、文章書き、読書、昆虫、子育て、オナ禁、映画、人間関係、音楽、僕が考えていることなどを書いている雑記ブログ

読書「物語を作る人のための 世界観設定ノート」感想

【前置き】

どうも、虫虎です。今回は、「物語を作る人のための 世界観設定ノート」を読んでみましたので感想を書きます。宜しくお願いします。

 

 

【どんな本か?】

物語を作るのに必要な3つの要素にストーリー、キャラクター、世界観があります。本書はその3つの内の世界観に焦点を当ててます。特にファンタジーの世界観を作るための基礎が網羅されています。

 

【考えることは色々あった】

改めて物語を作る上で考えることは色々あるなと思わされました。

 

物語を歴史、文化、宗教、階級、地形、気候、食べ物、経済、技術、人口、政治、時代など色んな方面から考えなければなりません。

 

本書は何を考えればいいのかを提示してくれているので考えるべきことが分かりやすくなりました。

 

歴史であれば矛盾が生まれないよう気をつけるとか、文化であればその国のシンボルなるものを作るとか、宗教であれば一神教なのか多神教なのかとか、階級であれば王族→貴族→平民→非定住→奴隷、元帥→士官→准士官下士官→兵とか、地形・気候であれば地図を作っておくとか、食べ物であれば何を食べてるか保存はどうしてるかとか(中世に冷蔵庫はない)、経済であれば資本主義か共産主義かとか、技術であれば電気はあるか水道通ってるかとか。

 

考えるべきことがたくさんあることを知りました。

 

具体的にこれはどうするかを考えて決めていくと、物語が整理されていいなと思えました。そして、考えるのが楽しくなりそうな気がしました。

 

【設定を考えてみるのが楽しい】

本書の後半に載っている設定を考える訓練の項が面白いです。

 

異世界ファンタジー、近未来(十数年先の近い未来のこと)、遠未来、現代ファンタジーなどの時代設定の中で妄想を膨らませる練習が楽しいです。

 

何に思考を巡らせばいいのかを教えてくれているので考えやすいですし。

 

遠未来では、地球外で暮らすのか、荒れ果てた大地で暮らすのか、氷河期が来るのか、超高度文明で暮すのかとかを考えてみると面白いです。

 

現代ファンタジーでは、ファンタジックな地形になったらどうなるか、もし特別な力を持ったらどうなるかみたいなことを考えてみると面白いです。

 

【背景を調べないとならない】

読んでいて、物語を作るのに無限の可能性を見出すことはできたけど、背景を色んな方面から調べないとならないことも分かりました。

 

楽しんで調べていって面白い物語が書けるといいなと思いました。

 

【まとめ】

以上、「物語を作る人のための 世界観設定ノート」の感想でした。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。