ランニング好きライトゲーマー虫虎(小説家志望)の日記

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読書「アドラー心理学で「子どものやる気」を引き出す本」感想

【前置き】

どうも、虫虎です。今回は星一郎先生の著書「アドラー心理学で子どものやる気を引き出す本」の感想を書きます。読んでみて「アドラー流育児論」と「アドラー心理学」を同時に学ぶことのできるお得な本だなぁと感じました。気づきや学びが多かったですね。それでは宜しくお願いします。

【一貫して伝えていること】

本書が一貫して伝えていることは「子どもに自分の事を好きになってもらうこと」だと僕は感じました。

 

自分の事を好きになると、自分に自信が持てる。自分に自信が持てると、何事にも挑戦するやる気が湧いてくる。この循環を子育ての基本循環となるように意識して子どもと接してみるといいのだなと僕は読み取りました。

 

「子どもは、自分が人のために何ができるかわかれば、自分に自信をもつこともできるし、自分を好きにもなれるのです」

(「アドラー心理学で子どものやる気を引き出す本」より)

誰かの役に立てる喜びを教えてあげよう。

 

【子どもへの注意のやり方】

子どもに注意をする時、「こういうことをしたらお父さんは嫌だ」「他人に迷惑がかかる」というようにお父さんの気持ちや周りの人のことを気遣う気持ちを気づかせてあげるようにする。加えて、永久言語は使わず「この時の~ちゃんは悪かった」というようにその時々の行為を注意するようにする。子どもの存在自体を否定するようなことは決して言わない方がいいんだなと勉強になりました。

 

「親は子どもが嫌いなのではなくて、その子のした行為が嫌いなのだということをきちんと伝える必要があります」

(「アドラー心理学で子どものやる気を引き出す本」より)

ちょっとした言葉遣いの違いで受けとる方は変わってしまいますものね。

 


【子どもに自信をつける】

自分に自信を持つことは大事です。自信があれば、気持ちはいきいきと前向きになり、新しいことに挑戦する勇気が沸くし、堂々とした振る舞いになり周りからも余裕を持った落ち着いた人に見られると思います。自分に自信があると、色んな物事がいい流れで回っていく。

 

だから、子どもにも自信を持ってもらいたい。

 

子どもを褒める時、お父さんが嬉しい気持ちや喜んでいることを伝えて、人の役に立っていることを気づかせて自信をつけさせる。

 

できることを増やしたり、得意なことを伸ばしてあげる手助けをしたりして自信をつけさせてあげる。

 

勉強や運動を一緒にやって基礎能力を上げて自信をつけさせてあげる。

 

書いた絵や幼稚園で作った作品を褒めて自信をつけさせてあげる。

 

そうして子どもが自信をつけると波状的に色んなことができるようになっていくのかなと思いました。

 

親として子どもにとってのいい循環を作りたいですね。

 

「子どもに自信を与える鍵は、親であるあなたが握っているのです」

(「アドラー心理学で子どものやる気を引き出す本」より)

根拠のある自信をつけさせてあげたい。

 


【まとめ】

本書は育児をする上で「こういうことが大事なんだなぁ」ということが文章化されています。それを頭に入れておくのとおかないのでは子どもに与える影響は変わってくると僕は感じました。

 

読んだことのない方は是非御一読してみては如何でしょうか。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。